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もしも香りの図鑑があったら、あなたはどの匂いを収めたいですか?

もしも香りを収集できる図鑑があると仮定したら――雨上がりの森、早朝の桟橋、焚き火が消えた後の空気、そしてゲームで盛り上がった瞬間の喜びの香り。図鑑に収めたいあの匂いと、最も収めるのが難しい一マスについて語り合います。

Sonscent · 5 分

もしも、気に入った香りをいつでも集めて開いて楽しめる「香り図鑑」があったら、あなたは何を収めますか?

まず最初に収めたいのは、雨上がりの森。雨が止んで数分後、土と苔、湿った木々が混ざり合い、空気は冷たくて濃厚です。まるで新しく解放された地図のように、一歩踏み込んだ最初の呼吸がご褒美で、足取りを速めるのが惜しくなる瞬間。

二つ目は、早朝の桟橋。海水とロープ、そしてほのかな魚の匂い。冷たく澄んで、夜が完全に明けない灰色を帯びています。図鑑のページをめくれば、それだけで目が覚めるような香りです。

三つ目は、古びた本の頁。何度も読まれ、角が摩耗した古い本。開いた瞬間、紙と埃、そして時間が一緒に立ち上り、目次には載っていない隠れた物語を呼び起こすようです。

四つ目は、焚き火が消えた後の空気。煙は去り、焦げた木と冷たい灰の余韻だけが残ります。冒険を終えてその場に座り込み、名残を惜しむ数分間。騒ぎは過ぎ去っても、心はまだそこに残っている感覚。

ここまで書いて気づくのは、図鑑にはいつも一つ、空欄があるということ。見つからないのではなく、その香りは一度きりしか現れなかったから──ある夏、ある人、もう二度と戻れないあの午後。どんな様子だったか覚えていても、再び調合することはできません。だからこそ、その空欄が一番よく開かれるページなのです。

香りやアロマをテーマにしたゲームには、「香りを集める」ことを、ゆっくりと歩む旅のように描くものがあります。調香も、冒険も、収集も、結局は同じことをしているのです。それは、嗅いだらすぐに消えてしまうものを、ほんの少しだけ留めておこうとする試みです。

もし本当に香り図鑑があるとすれば、まず最初に収めたいのはどの香りでしょうか?雨上がりの森、焚き火が消えた後の空気、それとも一度きりしか出会えず、ずっと消せずにいたあの匂いでしょうか?


よくある質問

香りの図鑑とは何ですか?

空想の設定です。図鑑を収集するように、好きな香りを中に収めて、いつでも開いて嗅ぐことができるというものです。現実には不可能ですが、香水や記憶を通じてほぼ再現することはできます。

なぜ一部の香りは一度きりなのでしょうか?

その香りが特定の時間、場所、そして感情と結びついているからです。状況が変われば、同じ香りを再現することはできません。これこそが「香りをコレクションする」ことの最も魅力的な点なのです。